「映画鑑賞」カテゴリーアーカイブ

グランドブダペストホテル

ウェス・アンダーソン監督:グランド・ブダペスト・ホテル(The Grand Budapest Hotel)

犬ヶ島と同じ監督さん。実写でもCGでも同じ感じと聞いてみたがその通りだった。

エンドロールのロシア人の踊るアニメがかわいい。

作家がホテルマンの過去の話を聞く、というスタイルで進む。
コミカルな部分が多いが、話の本質はシリアスで物悲しさを感じさせる。

画面の色づかいがすごく洒落ている。絵本を見ているようなかんじ。

スキーで逃げた悪党追って、冬山をソリで滑り降りるシーンがおもしろかった。
ホテル内で銃撃戦が始まったり、伏線に次ぐ伏線がすごく練られていて、ずっと楽しかった。

他のも見たいなぁと思ったら、あのキツネがでてくるのもこの監督だったのかー。知らずに見ていたのだなぁ。

備考:NHKで見たミュージックビデオ「くれないホテル」を思い出した。ロープウェイやホテルの感じが似てる。

かいじゅうたちのいるところ

せつない。とも思ったし、楽しい。と笑ったし。
言葉にはしにくいのだが、登場人物が笑ったり、いじわるしたり、おびえたり、おこったり、すねたり。いろんな感情がたくさんでているのがおもしろかった。
木の枝でつくられた理想のまちを見せるシーンがとてもよかった。

一緒に行った人によると、映画のあまりのよさにびっくりして、隣をみたら私が寝ていたので二度びっくりしたらしいです…。(途中2度ほど寝ておりました)

かいじゅうたちのいるところ

3D映画 アバターを観る

アバターを3D上映でみた。
近所の映画館は3D上映がなかったので、1時間ちょっとのシネコンまで足を延ばした。

風景が、すごくきれい。
森の中など、木の奥行きや光っているところなど、すごくいい感じ。
高いところから飛び降りたり、急降下したり。
そういう空を飛んでる雰囲気が、とてもよかったなぁ。
途中、音の振動が来たりするのも、なかなかすごい感覚だった
奥行きがある画面っていいなぁと改めて感じた。

字幕が中央にあっても3Dで浮いてる感じになってるので、私は気にならなかったです。
逆にいつもの字幕の位置よりいいと思った。

2時間半以上座ってたのに、まったくそう思わなかった。
え?そんなに見てたのか、とびっくりしたぐらい。
もっと惑星の様子を見たかったです。テレビの連続ドラマみたいにしたら、もっと描写が増えただろうか。

3Dの眼鏡がちょっと重かったので、鼻の上が痛かったのだけが難点。
私がコンタクトならもうちょっとよかったのではないだろうか。
しかし、それも些細なことである。気にならないぐらい、映画がよかったです。

またみたいなぁ、3D。
そしてやっぱり、大きなスクリーンで音響もいいところ(で、さらに3D)というのが、近所にもできれば嬉しいなぁ…。

アバター公式サイト

フェリーニを見る

フェデリコ・フェリーニを2作見る。

ローマ
正直よくわからなかった。
あれがセットというのが信じられない。映像のおもしろさ。
下宿の中を案内して回るシーンなど、目線がおもしろかった。

甘い生活
お城のシーンがよかった。頭の上にろうそくを乗せていた三男の格好がかわいい。
キャバレーみたいなシーン。風船がトランぺッターについて出て行くのがおもしろい。
ストーリーは、ローマよりはわかるけど、わからなかった。
詩人の言葉は消えたが、振る舞いが残った。